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空に浮かぶ島達の中にある島域の一つ、アスガルド島域。
その島域には、剣技や魔術等、戦闘技術をを学習するための学院、アスガルド女学院が存在した。
アスガルド女学院を舞台に繰り広げられる異世界ファンタジーコメディ。
作者:WADA
作者&管理人プロフィール
キャラクター紹介
序章 《受難の始まり!?》
前編 中編 後編
第一章 《アスガルド》
前編 中編 中編Ⅱ 後編
第二章 《泣きっ面にトロル》
前編 中編 中編Ⅱ 後編
第三章 《泣きっ面にトロルⅡ》
前編 中編 後編
第四章 《生徒会》
前編 中編 後編
第五章 《After School》
前編 後編
第六章 《Dog & Monkey》
前編 中編 中編Ⅱ 後編
前編 中編 後編
第八章 《襲来》
前編 中編 後編
第九章 《誰が為の強さ》
前編 後編
第十章 《修行》
前編 中編 中編2 後編
第十一章 《来訪者》 NEW!!
前編
番外編 《家族》
前編 中編 中編其の二
番外編その2 《過去と現在》
全編
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アスガルド~Daily Life~ を読んで頂き、本当にありがとうございます。
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照りつける太陽が陽炎を作り出し、木々に止まる蝉の声が煩いほどに木霊していた。
今日は夏真只中と言うわけで、外も室内も気付けば汗ばんでくるほど蒸し暑い。こういった日には、無理に外へ出ようとはせずに、クーラーの効いた部屋でゆっくりと過ごすのが一番なのだが、最悪な暑さは最悪な出来事まで運んでくる。部屋に必ず備え付けられている冷房機器が、寮全体で使えなくなってしまったのだ。と言うより、電気が一切使えない。そのため、扇風機すらも動かないガラクタとなっている。
「おーい、魚獲ってきたよー!!」
朱音が森へと駆けていって少し経った頃、川へと向かった三人が満足げに歩いてくる。
「中々に大漁よ」
手に下げたバケツを地面に置くアリア。透き通った水面下には、それなりの大きさの魚が数匹窮屈そうにバケツの中を泳いでいた。そのバケツを覗き込むレイリスは、少し驚いたように顔を上げる。