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前日祭当日


 前日祭は午前と午後に区切られて、交代制のもと回していく。チケット所持者の来場は当日のみとされ、前日祭は生徒たち及び教員のみで行われる。そのためか、当日よりも賑わいを見せるところも多いらしい。その筆頭となっているのがこの三年B組と噂されているせいもあり、噂の組の廊下は歩行者数が異様に多い。

 

閉めきりにされたままのドアからは、ざわついた声が廊下に漏れ、中の様子は一枚の布によって遮断されていた。店内は入ってからのお楽しみというためだけに用意された布。その布の効果は絶大で、それがことさらに他のクラスや学年からの興味を強くしていた。

廊下を通る他の組の生徒は、どうにか中の様子を見ようとアレコレと視線を漂うように移すが、映りこんでくるのは閉められたドアと窓の中で揺らめいている隙間ないカーテンだけ。その光景を前にして、結局は諦め少し悔しげに顔を歪めながらトボトボと自身の教室に戻っていくのであった。

 そんな事を知ってかしらずか、それとも計画のうちなのか、三年B組は早朝から賑わいの色を見せている。その理由は、手を掛けた装飾が思った以上に出来栄えがよく、教室内を飾り立てていることの嬉しさや、寝る間も惜しんで完成させたメイド服が皆に好評だったなどの、ささやかでいて達成感溢れる思い思いの心持がだす雰囲気。

 しかし、紺と白の生地で出来たコスチュームを着たもの達がひしめき合っている姿は、どこか異様な雰囲気を漂わせているのもまた事実。そんな皆が統一した布地に身を包む中、特に際立つ三人組は身を寄せ合うようにして話し込んでいたが、正確に言えばそのうちの一人は居るだけと言った感じで、手元にある書類を見ている。

「ねぇ、あっ君達はどこに行ったわけ? 最終ミーティングの時間なのに」

 不満そうに口を尖らせながら、雅美軽く辺りに視線を泳がすと、やはりその顔色は一段と不機嫌そうに落ちていく。

「少し前に、衣装と企画部の方達に連れられてから、姿が見えませんよね」

 少し不安そうに呟くミリアの言葉に、雅美は備え付けられている時計に目をやった。時間は七時半を回ったところであり、本来ならばどの学年の生徒も自身の教室に待機していなければならない時間帯だ。

 前日祭は九時から開始されるため、多少の時間のロスを気にすることもないと思いがちだが、八時から始められる宣伝に支障がきたす恐れがある。宣伝というのは、前日祭が始められる間の、八時から九時までをフル活用したアピールタイムのようなもので、各クラスの数人が自身のクラスの看板を背負って校舎を練り歩くことを言う。この時間帯に多くの生徒からの支持を受ければ、それだけ前日祭での反響を呼ぶことに繋がるため、どのクラスも宣伝には力を入れてくるのだ。

 その要でもある宣伝についてのミーティングに多数欠けるとなると、気持ち的に士気が下がる上に、欠けたまま宣伝のメンバーを選出することになる。

 そして何よりも……

「大笑いしてやろうと思ったのにな……」

 朱音の似合わないメイド服姿を機に、散々からかってやろうとした計画が延長されるのは、雅美にとっては気に入らないことこの上ない。クラス全員のメイド服着用が決定した時の、朱音の顔はかつてないほど蒼白で、まだまだ楽しませてくれそうだと今日という日を待っていたのに。

 蚊の鳴くような雅美の呟きに、ミリアは小さく苦笑いを零す。そんな時、傍らで飽きもせずに書類に目をとおしていたロザリィが、荒げた声を出した。

「何度確認しても合いませんわっ!!」

 その只ならぬ気配に、ざわついていたクラスは静まり返り、傍に居た雅美達も驚いたように固まってしまう。しかし、そんな周りの様子も、今のロザリィの目には映らないようで、ブルブルと震える手で書類を握り締めながら、食い入るように見つめているせいか、先程から手にしていた書類には、より一層深い皺が刻まれていく。

「あの……ロザリィ?どうかしたの?」

 口元を引き攣らせながら、雅美は静かに問うも、ロザリィは相も変わらず書類を睨み、口を開く気配はない。その代わりか書類を睨み終わると、無言でその皺だらけのプリントを雅美に差し出す。

 書類に視線を落とし文脈を追う雅美の瞳の動き。しかし、それはあるところでピタリと固まってしまった。

 予算と大きく書かれた項目の下に並んでいる数字。それが物の見事に、大幅のズレを生じさせている。簡潔に言うと、ロザリィの計算と事実出ている予算の出費が合っていないのだ。予算が多く残っているというのは対した問題ではない、どちらかというと前日祭後のお疲れパーティ時の飲食料に回されるため、生徒達にとっては嬉しい限りなのだが。出費が多いとなると困りものだ。おまけに何かに使われたことは確かなのだが、何に使われたのかは不明となっているため、余計に性質が悪い。

 これから前日祭が始まろうとしているのに、早速大きな問題が起こってしまったと、雅美は顔を渋ったように歪める。金銭的な問題は、クラスだけの問題で終わらせるわけにはいかない。生徒個人が使った可能性もないわけではないので、話が大きくなれば職員たちの介入もありえるだろう。

「計算間違い……ってわけじゃなさそうね」

 困ったように唸る雅美の姿に、周りの生徒達もざわざわと騒ぎ出す。祭り前での問題に、不安を隠せないでいるのだろう。徐々に浸透していく不安の波が最高潮まで達した時、ガラリと教室のドアが開く。


 そこには、皆が視線を移したせいか、少し驚いたようにドア口のところで固まっている衣装と企画部の生徒の姿。その先頭には、衣装のリーダー格であるレイリスと企画部の長であるメルス=メアリーの二人の姿もあった。メアリーは、普段はあまり目立たない生徒で、よく言えばしとやか悪く言えば地味な生徒だが、この文化祭においては誰よりも熱を注いでいた人物でもあった。そんな彼女に、当初は唖然としていたクラスメートも、次第に慣れると共に、若干の不安を抱かれていた企画の内容も意外なほどクラスメート達から受けもよかった。そのためか、彼女の株はこの文化祭で大きく上昇した。

 だからこそ……

「レイリス、メアリー、予算が合わなくて困ってるのよ」

 頭を抱えたロザリィの発言に、メアリーはふと考えたような仕草を見せると、思い当たったように口を開いた。

「あぁ、多分それは、企画に使ったお金じゃないかしら……」

 彼女が犯人だとは誰も予想できなかったのだ。

 


「なっ……なんですって!?」

 その言葉に、石像のように固まったクラスメート達。そして、響き渡るロザリィの怒声。これには、流石のレイリス達も驚きを隠せない。

「何故そんな勝手な事をしたのですか!!」

 足早にメアリーの元に寄ると、怒っているようにも泣いているようにも見える表情で捲くし立てるロザリィ。やたらと家計簿にうるさい母親を彷彿させるその姿に、若干壁側に後ずさる衣装と企画部の生徒達。しかし、詰め寄られたメアリーは、大した動揺も見せずに至って冷静な様子で答える。

「企画を通すためです」
「相談の一つくらいして頂かなくては困ります!!」

 悠然とそう答えるメアリーに、ロザリィの語尾は強くなる一方。そんなロザリィがいたたまれなく感じたのか、雅美は助け舟を出すため二人の下へ歩み寄る。

「企画を通すためなら、何でもしていいってわけじゃないのよ。予算はクラスメート全体の物で、貴方の物じゃないわ」

 少々穏やかではない声色。雅美自身、予算を使ったこと自体はそれ程の怒りを感じているわけではない、自分の財布の中身が減るのなら話は別だが。問題はメアリーの態度であり、謝罪の一つでもすればこの問題は一時的でも収まるものを、ふんぞり返ったように頭を下げないメアリーに腹がたったのだ。

 その、雅美の言葉に便乗するように、クラスメート達からのブーイングが漏れ始める。

 しかし、そんなクラスメート達に周りを囲まれながらも、メアリーは気圧された様子も見せず淡々と語り始めた。

「この企画は、失敗か成功かの五分五分でした。その事実を話せば、実質クラス全体のリーダーであるロザリィからの承諾は貰えなかったでしょう。そうなれば、私が企画部の長を買って出た意味はありません。学院長と担任であるレイチェル先生の許可は下りても、彼女の承諾がなければ泡と消える可能性がありましたから、無断で決行させてもらいました」

「それがおかしいって言ってるの。学院長とレイチェル先生に言う前に、例え反対されても私達に言うのが筋ってもんでしょ。だいたい、その企画は成功したの?仮に成功したとしてもみんなが気に入るかどうかだって分からないじゃない」

 最早塵と消えそうになり頭を押さえるロザリィの代わりにと、雅美はメアリーに反論の意を示す。ミリアはというと、いつの間にロザリィの背中を擦りながら、困ったようにあたふたとしていた。

 雅美の言葉によって強まる周囲からの反感も、メアリーは予想通りといったように強気な笑み浮かべ口を開く。


「いいえ、必ず気に入りますよ」

 自信に満ち満ちているその言葉に、流石の雅美もこうも簡単に返されるとは思ってもいなかったらしく、驚いたように目を見開いていた。しかし、もとより勝気な性格のせいか、ここで負けてはいられないと更に一歩足を進ませ、メアリーの正面に立つ。

「一体何を根拠にそんな事を言えるの」
「……文化祭において、重要視されるのはインパクトです。インパクトが薄ければ、どんなによくても人の目には留まりません」

 ムッとした表情で腕を組み問う雅美と、ギリギリの均衡状態を保ちながら、メアリーは一拍置いて能弁に語り始める。その姿は、どこぞのプロデューサーのようにも思え、見え隠れするカリスマを覗かせるメアリーに、ヤジを飛ばせていた周囲もその演説にしばしといった具合に口を噤む。

「我がクラスの出し物は、文化祭においては珍しくもない喫茶店。しかし、その題材に出されやすい店を企画に出したのも、ちゃんとした理由があるという事です。そして私の予想通り、我がクラスの喫茶店は今や注目の的。他の学年に多数類似した企画があるのにも関らず、何故その中でも我がクラスが注目されたか分かりますか?」

 その周囲の変化にこれ幸いといった感じにニヤリと口角を吊り上げたメアリーは、勝機と判断したのか、ここぞとばかりに口調を早める。そして最後の問いは、雅美にではなくクラス全体に確かめるように言い放った。メアリーの言葉に、周囲からは続けてざわつきの声があがるものの、浮上する答えにメアリーは首を横に振るばかりで、結局は黙する事でメアリーからの回答を待つのであった。そんな教室内の空気を塗り替え始めたメアリーに微かな敗北感を感じる雅美ではあったが、メアリーの演説染みた質問に興味が湧き、反撃の機会を窺いつつも静かにメアリーを見据えていた。

「理由は至極簡単です。このクラスにいる人材が、このアスガルド女学院において希少な噂の種になっているからです。まず、大学部と高等部においては名前が知れ渡っている、学院でトップと名高いリセリア=ワルキュレイゼ。そのリセリア=ワルキュレイゼが唯一傍に置いている、レイリス=フォン=シレスティアル。高等部生徒会長で多数のファンクラブも抱えているロザリィ=フレスベルグ。次いで、副会長を務め姉妹コーラスで人気が高いアリア=メロフィアーゼと妹のミリア=メロフィアーゼ。編入生でありながらファンクラブの噂が絶えない六道雅美。そして、上記の方々のように尊敬や羨望といったものではないですが、編入初日から、トロル追い回されるなどで噂が広まり。エリザベート料理長やシェリス保健医などの異様な性癖の持ち主に好かれるハチャメチャな編入生の鬼宮朱音」

 想定の範囲内といったように、既に考えていたような台詞の数々を語るメアリーに呆れる反面、話題の中に自身の名前があったせいか何となく悪い気はしない雅美。饒舌もここまで来れば見事なものだと思い直す。そんな不機嫌そうではあるが、先程から反論を吐いてこない雅美の姿に一瞬安心したかのように頬を緩ませたメアリーは、隣に居るレイリスに目配せし、確認を取るかのようにお互いコクリと頷くと、再びクラスメートに向き直った。

「この方々が居るのであれば、前日祭での投票でトップを狙えることも間違いなし。しかし、私はもっと違う形でその個性を現したいと考えていました。私達はその計画のため、学院長に前日祭のみという条件で許可を頂いた後、マドュルク先生にある薬の精製の手伝いをお願いし、そして終にその薬が完成したのです。その薬の名は……インキュバスポーション!!」

 握り締めた拳を高々と突き出すメアリーは、今までと打って変わったように興奮を隠せないように言い切る。聞きなれない単語に首を傾げる雅美。ポーションと言うからには、悪いものではなさそうだが。今のメアリーの姿を見ると、あまり信用してはいけないような気もする。そんな、訝しげに眉を顰める雅美の耳に、途端に煩くなり始めた周囲の声が届いた。それがいい意味なのか、それとも悪い意味かは今のところは判断できない。こういう時は、話を先へと促すことが先決だと判断したのか、得体の知れない薬が何なのかを問う。

「……で、そのインキュバスポーションだっけ?その薬が何に使えるの?」
「フッフッフッフッ……インキュバスポーションとは、サキュバスポーションと反対の効能を持つ形質を変換させる薬です」

 ピッタリと邪な笑みを貼り付けているメアリーの顔を見ながら、どこか身に覚えのある表情だと感じる雅美。いつも朱音に対して嫌がらせを行う時、雅美もああいった表情をしているのだから、身に覚えがあると言えば当然である。

 雅美が一瞬そんな思案に気を取られているうちに、教室内は異様な雰囲気に包まれていく。メアリーの思惑を理解したもの、雅美同様いまいち理解に欠けているもの、半々といったところだ。ふと彼女たちが気になり、目を向けてみると、ロザリィは相変わらず、予算の紙を握り締めながら恨みがましそうにメアリーを睨んでいるし。ミリアはミリアで、そんなロザリィの様子に涙を浮かべて慌てているし。雅美は一つ小さな溜息を零して、メアリーに視線を戻す。

 いつの間にか塗り潰されたのか、クラス内は混沌としていて。前日祭への不安は募る一方で。

 纏まりかけた結束のイトは、簡単に目の前の彼女に食いちぎられてしまったけれど。どうやら彼女は、それを再び紡ぐ手段があるらしい。このままでは、前日祭どころか宣伝すら間々ならない。彼女の提案とやらに期待するしか道はないようだった。

「サキュバスポーションの効能は、男から女へ形質転換させること……それならインキュバスポーションは……」
「女から男へ?」
「That's right!!」

 ビシッと人差し指を雅美の鼻先に突きつけながら、鼻息を荒く叫ぶメアリー。その姿は、どこかの廃れの早い三流クイズ番組を思い出させる。しかし、ここまでくればメアリーの思惑が見えてきたような気もする。確かに、女学院の喫茶店で男子が接待すれば、それなりのインパクトは付くだろう。

「で、それを誰に飲ませるの?」

 問題はそこだ。突きつけられた指先が触れられているようで、むず痒い感覚に自然と顔が歪む。ジワリと顔全体に伝わってくるその気配に、触れるか触れないかで宙を静止している指をやんわりと押さえ、下方へと下げる雅美はどこか困ったようにも呆れているような表情で問いかける。

 実際のところ、面白そうではあるが、滅多に着ることの無いこの服を脱いでまでその薬を飲みたいとは思えない。雅美も年頃の少女なわけで、可愛い服には袖を通しておきたいというのが普通だろう。それに、このクラスに、男性化が上手くいく奴は一体何人いるのだろうか。下手をすればとんでもない不男になる可能性も無きにしも非ず。考えてみれば、あの予算で全員分の薬代を賄えるとは到底思えないわけで。作れたとしても少人数分。このおお人数の中から、上手くいく可能性の人物を、時間的にも切羽詰ったこの状況で決めなければならない。

 心当たりがあるとしたら……

「いいえ、それは適材適所という事で、ある方たちに飲んでいただきました」
「……え?」

 サラリと答えたメアリーの言葉に、考えるより先に声が漏れた。メアリーの言葉は既に過去形で。心当たりと考えた事が、今まさに現実となろうとしている瞬間なのかもしれない。

「えっと、……もしかしてそれって……」
「貴方の推測通りだと思いますよ」

 途切れ途切れに聞き返す雅美の言葉に、悪戯っ子の様な笑みを浮かべたメアリーは、一拍おいて今度はクラスメート達の方へと視線を向け。

「薬の使用はリセリアさん、アリアさん、鬼宮さんの三人にお願いしました」

 事も無げにそう告げた。

 

 

 

 


(なんだかんだ言って、みんな意外と現金よね……)

 笑顔と共に放たれたメアリーの言葉に、教室内は歓喜の声で包まれた。矢のように飛ばされていたブーイングが嘘のように。いつの間にか、アレだけ不機嫌だった筈のロザリィでさえ、今はいつも通り、いや、いつも以上の笑顔を浮かべている。ミリアは、少し赤みが目立つ頬に手を置いて、ぼうっと床を眺めていた。

 かく言う自分も、ちょっと……いやかなり現金かもしれないけど……

 あの後、メアリーにその事を問いただしてみたところ、こと細かく詳細に語ってくれた。私が無理やり飲ませたのではと疑ったのだ。

「リセリアさんには、レイリスさんからお願いをしてもらい、アリアさんに至っては、事情を説明したら嬉々と呑んでくれました。鬼宮さんにもちゃんと了承を得ましたよ」

 どこか一部分だけ妙に圧力をかけられた気がしないでもない雅美。メアリーからチラリとレイリスの方へと視線を向ける。すると、偶然かそれとも必然か、恍惚なオーラを醸し出すレイリスと視線が衝突する。ニッコリと微笑まれて、雅美は返すように引きつった苦笑いを零した。そして悟る、リセリアにお願いではなく命令をしたという事を。あのリセリアの事では、かなり抵抗した筈なのだが、それをやり込めるとは、彼女はかなり侮れない存在なのかも知れないと感じる雅美。

 しかし、リセリアの件は納得出来たとして、朱音の件はいまいち掴めない。アリアはあの性格状何となく分かる気がするが、朱音は誰に脅されたわけでもなし、そんな胡散臭い薬に手を出すかはなはだ疑問だ。メアリーにその事を口に出すと、あぁ、と呟きながら話し始めた。

「もし仮に、男になる薬があったらどうします?と、聞いてみたところ、「まっ、あったら面白そうだな」と答えたものですから、早々とトマトジュースと言って呑んでいただきました」

 それは、了承とは言えないのではないかと思う雅美であったが、朱音の用心足りなさに溜息が出る。その話題の後に、唐突にトマトジュースを勧められたら先ず疑うべきだと。額に手を添えながら、顔半分を隠すように唸る雅美。

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1986/10/31
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