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学園祭が間近に迫ったある日。朱音は自室にある机に向かいながら、ある手紙を書き下ろしていた。そして、書き終えた一枚の便箋と共に、五枚のチケットを一緒に同封し封をした。父と母に宛てたその短い手紙には、こう綴られている。
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アスガルド戦記
一人の空賊が
浮遊大陸アスガルドに迷い込んだ
その腕に謎の少女を抱えて……
浮遊大陸アスガルドを舞台に繰り広げられる戦略シュミレーション!
本編には登場しないオリジナルキャラも多数登場します!
体験版配布開始!!
ダウンロードは こちら
※アスガルド戦記はSRC(Simulation RPG Construction)の
シナリオファイルとして作成された物です。
起動にはSRC本体が必要になります。
SRC本体のDL、および使い方などはSRC配布元ホームページ(↓)を参照してください
SRC配布元ページ
http://www.src.jpn.org/
早朝、と言う訳ではないが、約束の時刻である八時より幾分か早い寮の門前。手入れの行き届いた庭に生える木々達の葉には、透明な光る雫が陽光に照らされ煌いている。そして、少し肌寒い外気のお陰か、睡魔が再度襲ってくる心配はない。いや、外気だけではなく、人為的に作られるその場に流れる雰囲気も若干凍っているせいでもあるが。